「Fight Club」という映画を見て
お題「今日の出来事」
今日は映画「Fight Club」を鑑賞した。
あらすじとしては車のリコールの営業をしているサラリーマンである主人公がブラッド・ピッド演じるタイラー・デーンという人物に飛行機のフライトで出会い、その後、物質的欲求よりも生きている実感を求めて「痛み」を欲していき、ファイトクラブを結成。ファイターが各地で現れ、治安が悪化していく中、最終的に凶悪犯罪を引き起こしていく物語となっている。
個人的な感想としては非日常感があふれる映画ではあるが、誰もが一度は上司や嫌いな人物に対して破壊的な気持ちを抱くことはあるのではないだろうか
「ファイトの後はすべての音が遠のいた」と話しの中で出てくるが自分はそこまで何かに夢中になったことはない
毎日の生活が大恐慌と思うまで退屈だと感じたこともない
だからこそ主人公は流れに身を任せ、苦しみと犠牲が尊いと感じながら生の喜びを本気で掴みにいったのではないだろうか
ネタバレになるが、最初の冒頭から少しずつ二重人格である伏線も多数見えるところも物語が進む中でハッとする部分があり心地いい感覚になる
トンネルの部分や主人公の名前が明かされず、マーラとの掛け合いにも同一人物である部分が見え隠れするのも見どころの一つであると思う
タバコのポイ捨てが異常に多く投げ方も現代の映画ではあまり見られない気がする笑
公開したのは1999年と僕が小学生の頃の映画であるので今になって初めて鑑賞したが最後まで見て血が熱くなるというような感覚になるのは最近の映画ではあまりなかったので非常に楽しめた
観たことはあるという方はたくさんいるが観てない方には進めてみたい映画だ